Digitrax SoundFXデコーダ用Sound Project File/TOQ5000-Dご紹介 モデルランド田中 2015.3.28 ◆本spjファイルのSDF(サウンドプログラム)は当店のお客様日立みさと様が作成したものです。 ◆対象デコーダの形式/種類: DigitraxのSoundFXデコーダ(メモリ4Mbit以上)/4,6シリーズ。   このspjファイルをデコーダへダウンロードするSoundLoaderは、デコーダが6シリーズの16bitタイプ(SDXN136PS, SDXH166D等)の場合はSoundLoader v2,v1ともで可能ですが、6シリーズの8bitタイプ(SDN136PS, SDH166D等)と4シリーズの場合はSoundLoader v1でのみ可能です。 ◆SPJ(Sound Project File)ファイル名: TOQ5000-D.spj ◆推奨利用車種: 東急5000/5050/5080系,横浜高速Y500系など ◆ファイル内容: お客様が電気機関車用に独自制作されたSDF(SoundFXデコーダ用のサウンドプログラム)を含むspjファイルに、当店 で独自に録音編集した東急5050系、横浜高速Y500系の音データ(wavファイル)を入れています: 001 アイドル音 => 未使用(Mute.wav)、 002 走行開始/加速音 => 東急5050系の加速音、 003 力行音 => 東急5050系の力行音、 004 力行OFF(使用不可) => 未使用(Not Assigned)、 005 車両選択音 => 未使用(Mute.wav)、 006 停止時音 => 未使用(Mute.wav)、 007 車両解放音 => 未使用(Mute.wav)、 008〜010 F2(警笛開始)/F2(警笛反復)/F2(警笛終了) => 東急5050系のホーン音、 011 F3(汎用音) => 東急5050系のエア抜き音とブレーキ開放音、 012 再加速 => 未使用(Mute.wav)、 013〜015 F4(コンプレッサー始動)/F4(コンプレッサー反復)/F4(コンフプレッサー終了) => 未使用(Mute.wav)、 016 F5(ドアチャイム開) => 東急5050系のドア開け時の音、 017 F6(ドアチャイム閉) => 東急5050系のドア閉め時の音、 018 F1(未使用予備) => 未使用(Mute.wav)、 019〜020 F7(汎用音-開始)/F7(汎用音-反復)/F7(汎用音-終了) => 東急東横線大倉山駅の発車ベル音、 022 F8(走行音2-開始) => 東急5050系の減速停止音、 023/024 F8(走行音2-反復)/F8(走行音2-終了) => 未使用(Mute.wav)。 ◆ファンクション F0- ライトON/OFF、 F2- 警笛、 F3- エア抜き音、 F5- ドア開き音(チャイム付き)、 F6- ドア閉じ音(チャイム付き)、 F7- 駅の発車チャイム(東急東横線大倉山駅)、   F8- 減速停止音(ONにすると走行音に替わって減速停止音になります。OFFにすると走行音に戻ります) F1,F4,F9〜F12-未使用。 ◆CV値 [ ]内の値は既定値---デコーダリセットを行ったときの値; CV58 マスターボリューム (1-15) [9] CV140 動力音、F8音のボリューム (1-64) [40] CV141 F1の音のボリューム (1-64) [60] CV142 F2(警笛)のボリューム (1-64) [64] CV143 F4の音のボリューム (1-64) [64] CV144 コンプレッサーの動作間隔 (1-127) [60] CV145 コンプレッサーの動作時間 (1-64) [15] CV146 F3の音のボリューム (1-64) [55] CV147 F5の音のボリューム (1-64) [60] CV148 F6の音のボリューム (1-64) [60] CV149 F7の音のボリューム (1-64) [60] ◆備考 (1)走行音:  スロットルを上げると「走行開始」音がして走り出し、スロットルを上げ続けたり、一定にしておくと、やがて 「力行音」に変わります。しかし、「走行開始」音や「力行音」の最中でも、スロットルを少しでも下げると「アイド ル音」(今回は無音)に変わります。 「アイドル音」(無音)で走行中(惰行)に、スロットルを上げると「力行音」にな り、スロットルを下げた場合は「アイドル音」(無音)を継続します。 (2)減速停止音(F8)と車両の動きの連動:  F8の減速停止音は、ONにするとそれまでの走行音が減速停止音に変わり、所定の時間(TOQ5000では11.5 秒)鳴り続けます。 減速停止したいときはF8をONにし、音に合わせてスロットルで速度調節しながら停車して下 さい。 F8をOFFにすると走行音(アイドル音)にもどります。 (3)D101やUT4等の可変抵抗器(ボリューム)を使ったスロットルは、経年劣化などでスロットル(抵抗値)が不連続に なったり、一定位置の保持がちょっとした振動で微小にズレたりして上記のスロットルの上げ下げによる音のコン トロールがうまく行かない場合があります。 スロットルがエンコーダー方式のDT402では、確実に出力ステップを刻み ますのでコントロールも確実になります。 注)モデルランド田中は、この資料とTOQ5000-D.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる結果に対 し責任を負いません。